古いビスケットの空き缶。
絵柄も思いっきり「昭和」である。
こんな缶が長い年月を経て、残っていることに感慨を覚えること暫し。
でもね。
思いませんか?
この缶にもし猫と薔薇が描かれていなかったら・・・と。
なんとも味気ないつまらないものになっていたに違いないのです。
赤ちゃんの傍らに子猫がいて、薔薇の花がある。
それで様になって「かわいらしい世界」が表現される。
猫贔屓のわたくしには、「猫もなかなかに大切な役割を果たしているのだ」と思えてならないのです。
そうして更に更に贔屓の度合いが深まっていくのです。